しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

ふし

幼い若いと 若いと老いの境目はどこから どこから どこへと 何処へ 今日聴いたんだ声を 「スカートは10月から」 「梅の種」 いのちは何処へ 未来の誰へ 未来のどこへ

小さな鳥が

小鳥がさえずる声が聞こえて 近くに行こうとしたの そしたら小鳥は飛んでって 遠く遠くへ行きました。 そうだった、忘れていたよ わたしは人間だものね そうだった、覚えているよ あなたの声の美しさをね

方角変換

結婚や出産がしあわせ という考えは凄く素敵だと心から思うの 子どもに逢いたいと願う想いも温かさも だけど、私は しあわせの方角を変えたの。 親やおばあちゃんには申し訳ない 人類にとってはごめんなさい。 ちゃんと心は思うてるよ。 変えないと苦しかっ…

やっぱり

ありがとう より すみません 貴方はすみませんばかり やっぱり言われてしまったか そういわれつきつけられる わたしの良く口にする言葉

心に響く音

いま、心に響く音 心に響く音がする それは、時計 それは、滴る水滴 心に響く音がする 響きはこもり 空を作る 心に響く音 心に響く音がする それは、時を刻むことを人が表した音 それは、蛇口から止まることのない 水滴がキッチンに響く音 心に響く音が ここ…

もう、見ましたか? あの美しく輝き我々を、照らす あのお月様を 大きな優しい月でして 人々が恋に落ちてくところも 戦も人々に憎しみが生まれる瞬間も 人々が憂き世を嘆く姿も すべてすべて見ておられたのでしょうか それとも朝顔を咲かせることだけを 見て…

知らない

わからない 25年後 たとえば貴方はどこで 息をしているか 何回誰かと誰かが手を繋ぐ姿を 瞳で見ることができたか 何人の心の色彩に出会えたか 誰かと時を刻んだのか それとも 独りで刻んだか そう、聴きたいのだ 貴方が生きているのは 時間か時か。 そして時…

君にとって

君をいつか愛せるかな ちゃんとちゃんと 君のね、心に愛してることは届いたり 君が幸せに息をしやすくなれるように そんなことができる時はくるかな 頑張っても一生懸命生きても もう無理なんじゃないかと ふと水溜りに生える雲をみて 思いました。そんな月…

こころ

こんなにも ここにいる人が ろくでなしと 言うとは思ってなかった のびのびしたいな 葉っぱを見に行こうか

間に合えばちがうたのかと

間に合えば 間に合えば 違うたのかと 親子の手を繋ぐその姿をみて 思うてしまいました。 心がどこにあるかしらんが 痛くて痛くて苦しくなり 喜べない自分がいます 間に合え 間に合ってと 誰かのために祈れるでしょうか いつか 祈ったとして 頑張ったとして …

気づかなんだ

エアコンのついた部屋にいたから 人がいる部屋にいたから カーテンを閉ざしてたから 気づかなんだ こんなにもこんなにも 涼しき風に 抱かれていたことに 窓をあけても 気づかなんだ だからあの子に言うだ 「玄関開けてみなよ」って 気持ちいいと 気づいて欲…

留める

貴方様のボタンを留めます 貴方の服は、綺麗なのです 触れて 触れて 貴方の命に袖を通します わかっているのですか 私は貴方の気持ちにどう頑張っても 理解が届かないのです 触れることも 貴方は無なのです 拒絶もしませんが、絶対に 受け入れてはくれない …

ほんのもちょっと

朝、散歩しました am4:00から1時間 空の色が美しく変化してきます からすが飛びます 小鳥が鳴いています 人は誰もいません まるで人が、消えた街のようです 車が3台通りました あっ、鳥が地面から電信柱に飛びました 街が静かです ふと、思います 人がいなけ…

べつに

べつにいい人を、生きる必要はなくて べつにかっこつける必要もなくて 素敵な話を作る必要もなくて 綺麗な話を作らないで かっこ悪く思えていても 非難されても それでよくて ほんとは、本当は 誰かと誰かを皆、比べるけど そしたら誰かが悲しむかもしれない…

5番目だった君

5ばんめ、徒競走で 5ばんめ、惜しかったね 惜しかったのか?(笑) そう思うように大人になって思うたけど 惜しかったと言ってくれた 先生の優しさをやっぱり感じるのです 嬉しい言葉だった あの時、聞きたくない言葉は 大丈夫、次頑張ればいいじゃん でした。…

コーヒーカップ

元気?と聞かれると 大丈夫、元気だよと口にする貴方を 疑ってしまう まるでマニュアルに組み込まれたかのようにその言葉を 貴方はいつも口にする あの人は、こうよね 訳わからない 頭、おかしい 孤独が好きなんだね いろんな言葉があふれてて 孤独が最初か…

だれかが言いました

だれかが言いました 「助けて」 と 声はだせません 出さないのではなく 出し方がわからないのです だれかが言いました 「あっ、ここに戦争のかけらがある」と 周りの人はわかりません 戦争を経験してないからではなく 戦争を情報としてしか知らないことに 気…

抜け殻

蝉の抜け殻がらが 壁にあって ふと見たら まるで命が抜けたあとのように感じました。 抜け殻に命を感じない私がいました 抜け殻を、ゴミのように 扱えてしまう自分がいるような そんな気がして 死んだ蝉を、ゴミのように ちりとりにいれた 幼少期を思い出し…

しょうもない自

貴方が奏でる優しい唄に 命が繋げられました。 貴方がテレビの向こうから 届けてくだすったお笑いに たくさん助けてもらいました。 また笑うあの子の顔を久々に見ました 貴方様にどう感謝を伝えられれば いいのか 命あるうちに伝えられるのか 命あるうちに届…

しょうもない

しょうもないことが、大好きだよ 本当にすき うんちが、レインボーになるのと うんちが、臭くなくなるように お願いしたら 猫のうんち踏んでた。 しょうもないは宇宙だな しょうもないは海だな 広い広い 世界が しょうもないは、理解なんていらないさ 人がし…

なんども

何度だって 言おう 君に愛しい君に大好きだよと 命があるうちに伝えちゃおう 何度だって思うのさ 君の膿を全部全部 取り出してあげたいと 大丈夫 僕は僕の膿を1人でつぶすから そして吐き出せるから 何度も何度も 君を抱きしめたい 抱きしめたらないくらい …

僕とうんち

僕は、自分が一番美しいと思うてた。 僕は白くピカピカで おじさん達の手で機械さんの愛情で 愛され生まれてきたんだから。 したら君に出会った 臭い匂いの中で綺麗な僕の肌に 君は自ら全てを 格好つけず ただ己れのあるがままの姿を あるがままの命で 僕を…

かき氷

かき氷のようだよ 甘い艶やかなシロップ ふわふわ時を待たずに溶ける氷 誕生日をお祝いする時に 僕は感じることがある 悲しさと切なさが僕の底にある キューキュー でもその冷たさはなくなる 僕の紡いだ時がそう守る 僕じゃない 本当は 艶やかさを僕は持って…

まだまだ僕はなんにもね できていやしない みんな知らないさ 僕はうまく確かにできなかった でも惜しかった どうもがけば認めてもらえるか わからなくなっていった ただ、笑ってほしいだけなのに 人が苦手だ 怖いさ人は でもね、でも 僕は人に笑ってほしい …

あぁ、なるへそ

あぁ、なるへそ 理由が欲しかったのか 逃げるための 綺麗に格好つけて終わらせたかったのか 他人を登場人物にだしたか ついにそうしちまったか 本当の奥は自分しか登場していないのに 便利人間だなぁ あぁ、なるへそ 人のせいにしても 寂しいも悲しいも嬉し…

私は汚い 自分が自分の心が 親にだけ依存し生きてこれた訳じゃありません。 ひとは怖い 会ったこともない人 TVに映る人 真実でない空の話 これらにだって 機械にだって 依存しました。 気づかぬうちに時が経ち 確かに成長もした部分もあるかもしれません。 …

おと

電気ピカピカ びかりんです お水ピチャピちゃ ビチャビです お怒り いやいや いやみんです ひとは本当に美しい音に気づいていない時があります。 ひとは本当に怖い音に気づいていない時があります。 自然が産み出す奥の音 人が持っている浅い音 己れが気づか…

いのちの種

知ってるかい 何年も前、ここに種が植えられた いのちの種 種は栄養をもらい育った 水やりのおばちゃんだっていたさ その頃は、平和だった そういのちの種は 例えどんな状況でも 平和だと思いたかったのさ ただいのちの種は強かったさ 生きる力が強かったさ …

また失敗を繰り返して 後悔の海の底にタッチして 眼にあたる冷たき優しき音に 抱かれて 呼吸をはじめる 眼の奥に小さき子 暗い中窓は見えぬ 誰の声もわからぬ場 声の出し方を知らぬ子 トクトク優しい冷たさが 僕の心臓に音をもたらす よくわからぬこと 仕方…

沁みてく

沁みてく ラジオから聴こえる心音が 優しい聲が そぉっとそおっと 沁みてゆく その聲の色彩はまるではっきりしない 曖昧な美しき心の色彩 ただただ心が無になる 何も考えず宇宙に包まれる 嬉しき音の時 悲しき音の時 全ては勿論わからぬが 音の破片は、沁み…