2018-07-29 抜け殻 蝉の抜け殻がらが 壁にあって ふと見たら まるで命が抜けたあとのように感じました。 抜け殻に命を感じない私がいました 抜け殻を、ゴミのように 扱えてしまう自分がいるような そんな気がして 死んだ蝉を、ゴミのように ちりとりにいれた 幼少期を思い出しました 人間の私は、命の有る無しで 何かを本能的に選別してる生き物なのかもしれないと 自分を疑った昨日の最期に 私は、さようならが言えませんでした 昨日を私は愛せませんでした