しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

移ろう

紅葉が風に吹かれて 木の幹からどんどん 地に落ちてった。 空中を舞う姿は、美しくて まるで切なさなどないように 静かにただ静かに 過去を生きる皆々様 ご無沙汰しています。 そちらの紅葉はいかがですか 皆々様、紅葉は好きですか 紅葉やイチョウの移ろい…

あの言葉

わしの頭の中からあの言葉が消えるまで 日記をつけてみようと思う。 思っちゃいけない 自分が思うわけない。 そう感じていた日もいつかはあったけど 生まれちゃうわけで 今日もその言葉が 別に何もない 何もないけれどあの言葉が 生きてしまうのです。 特別…

でんごん

葉っぱのない木だとふと思いました。 もし木に例えられるなら 葉っぱは、限りなく散り 枝だけの しかも真っ直ぐでない 幹と枝 そう思いました。 葉っぱは、見当たりません 誰かに言われました。 いえいえあるんですよ 根元で眠っているでしょう。 下の川に葉…

わからずに

わからずに夢を見ました。 たまたまみた夢を覚えていました 間に合わないお話でした 間に合ってないんかい そうつっこまず つっこむこともできず ただただ立ち尽くしていました 立ち尽くす人でしかありませんでした 粘土でその人は、作品を作ります 相手の人…

いちど

いちど、タバコに火をつけた もういちど、タコを食べてみた いちどだけ落ち葉に穴をあけた いちどきり いのちはいちどきりだった

そんな日がありました

奈良に行く おとうとと行った。 電車乗り換え近鉄乗って 弟は言いました 「景色変わったな」と 大阪から奈良にかけてと 近鉄奈良から歩いてとほとほ お空は、広く見えました。 商店街を通り抜け 興福寺 おとんとここ来たことある気する 弟は思い出します。 …

おじい の 包帯巻き

なん年前じゃろか 15年くらいまえか お爺は、包帯をまいてくれていた わたしは、皮膚がよく荒れてたので 包帯が必要だったんですわ。 お爺は、包帯巻きに関して それはそれは達人 皆、驚くほど速くて綺麗 まるで芸術なんですわ 意外と包帯を巻くのは 難しく …

しらないみらい

未来をいきる人 貴方にきいてみたいことがある。 生きていて 何か一つでも幸せなことはありますか 貴方の感情はいきていますか。 いま、あなたから見て わたしのいる今は幾日前でしょうか。 あなたが学んでいる教科書に わたしのいる今はどのように書かれて…

おちょうと

今度、おとうとと近鉄に乗るつもり 最初でさいごかもしれないな。 うん、そんな気がします こんなんね、はじめてね。 笑っちゃってんね 何年か前の自分たちが ありえねーって 冷ややかに見てるよ。 まぁ、いこう いまは、本当に思う 幸せになってほしいので…

せいぎ も ぎせい

正義ってことばがあるよ。 せいぎって読むらしい 犠牲ってことばがあるよ。 ぎせいって読むらしい 正義は正しいこと そんな感覚で教えてもらった どっかで形のない何かに 幼き頃、学校という場に 行かせてもらった。 せいぎ ぎせい ふと平仮名にすると同じ文…

あのこ

笑い方がわからずに でも笑わなければと 必死に笑うことをがんばっていたあの人 皆が笑う時 笑い方を失ったあの人は笑うてた いや 口元の筋肉を必死に動かしていた。 泣けなければ笑えない 笑えなければ泣けない 嘘でも笑わなければ 笑わなければ 自分が見透…

しあわせ

待ってと目を瞑り思った 今日も命の日 怖く怯えそうで どうしたらいいかきっとわからない だからお顔が見れない。 待ってと目を瞑り呟いて わたしは、しあわせだよ 本当にしあわせよ 死が出逢うことかな 詩を連ねることかな とにかくねしあわせだよ。 空が綺…

お願い、マイフレンド

あした、私、あなたに逢いたい そう文字に記した あぁ、またやつが来た。 大丈夫、友達やよ 足がぶるぶるぶるる あっ、やべ立てない 手がジリジリピリリ あっ、やべ鉛筆持てない 空気をください、空気を トイレに逃げ込む あら、何故泣いとるか? 消えたいな…

無音

大好きな人のラジオを聴くと 声の低さに落ち着く 話しはる言葉によくつっこんでしまう 何度聞いて何度も聴いて だけど好きで 大好きな人の綴った言葉読んだ だいぶ、昔に書いてはる 何度よんだかな? 何度よんでも 好きなんだ。 なんでかな、 たぶん、心が無…

おもうこと

ねぇ、おもったよ 自分を好きになるのは、誰かを好きになる中でいちばん時間がかかるのかもしれない。 あなたね、優しいよ 優しすぎたんよ。 なんでぶつけんかった? なんで怒りにはよせんかった? なんで我慢して我慢して 抱え続けて 抱きしめたんや。 痛み…

ぷるん

今日、わたしね貴方を好きで あなた、わたし今日をすき。 すきなんだ あなたがいて 今日がある あなたがいきてる今日が好き きっときっと そうよ。 あなた今 いないけど 涙もたくさんでてしまう だけど、愛したいよ いつか、いつか 愛したい 今日という日を …