しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

わからずに

わからずに夢を見ました。

たまたまみた夢を覚えていました

 

間に合わないお話でした

間に合ってないんかい

そうつっこまず

つっこむこともできず

 

ただただ立ち尽くしていました

立ち尽くす人でしかありませんでした

粘土でその人は、作品を作ります

相手の人は何か不自由を抱えて

生き命の限りがまるで近いような

いや、お互いの命の限りを

分かりながら

 

恐れながら急いで作品を作って 

何度も作り

でも急ぎ慌て 

焦るから

またやり直し

だから間に合わず

 

間に合わないおはなしでした。