しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

ゆっくりと平らな道が続いてきた。

大変なことは、少しだけ

そんなに苦労もしらない。

 

道導の色がいつか変わるものだと

勝手に思っていたけれど

道導が大きくなるにつれ

絵顔が綺麗になったけれど

何かに道導を、壊されるとは

思えなかったんだ

 

静かに流れる川と

濁流を流れる川と

道でなく川が血を冷やす

まだ前に進めない

 

むしろ、傷つけることが

上手くなってしまった

だけど、景色は残酷だ

そんな僕の前で昨年と同じように

ザクラは、咲いている。

 

甘い香りよりも食べ物の方が

好きになってしまったのは

ヒトが苦手になるにつれ

心が暗くなるにつれ

絵顔が、綺麗になるにつれ

ヒトの心に寄り添おうとしない自分

 

縁を僕は、また解くんだ

嘘つくんだ笑った

そうやって

そうしないといきれない

悲しいのは

笑われても何も思えなくなったこと。

僕の心が無になった。

未来へにげた。