しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

 

忘れられない

忘れることを、許されない日があったり

なかったり

 

教科書に載らないその日は

教科書に載ったその日は

歴史の中で起こった

教科書の話じゃないんだ。

教科書の話じゃない

学ぶ材料ではないと思うんだ

だけど学ぶ大切な事実だと思うんだ

 

 

気づかぬうちに忘れることができる僕等

忘れられない人々

 

 

美談に僕等が勝手にしてはいけないのに

美談にするのが上手い人もいる

 

 

美談じゃなくて

事実なんだと思うんだ。

 

文字では、感情がわからない

こともあると

思うんだ。

 

勝手に決めちゃ

心はまた抉られていく

人には、感情があるんだ

その人にはその人の痛みがあって

僕には僕の感情がある。

文字だけならば

一方だけならば

無言の圧力があれば

 

というか

感情は、ちゃんと向き合わないと

わからない。絶対に絶対に

向き合っても100%理解は難しいと

思うけれど。

一番面倒で

丁寧な作業が必要で

ぐじゃぐじゃで

痛くてしんどくて

 

けれど必要なはずだと思うんだ。

                  対話が

表面の形だけでは成り立たないはず

いろんな対話がある気がする。

対話するための引き出しは

きっとある。

言葉とか文字とか音とか絵

 

忘れることは

心を亡くすこと。

 

向き合いかたが、わからん日がある

幼稚かもしれない

その日は、僕等が忘れることを

ずっとずっと許してくれない

 

僕等は、ずっと許されない

そんな時に綺麗に花が咲くから

空が青くて白くて広いから

ひとりじゃないと

あの人は思ったのかもしれない。