しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

ソーダ しゅわしゅわ

貴方にとってソーダは、何彩ですか?

彩が違えば気にくわないですか

彩が違えば許せないですか

彩が同じなら仲間ですか

本当に仲間ですか

貴方の心の色彩は、誰かと同じだと

思いますか

 

 

ソーダは、しゅわしゅわ奏でます

ソーダを、飴に繋げた人がいました

ソーダを、アイスに繋げた人がいました

しゅわしゅわの音を聴きながら

ソーダを、飲みますか

 

ソーダが、目の前にある

しゅわしゅわだけが、頭に響く

平穏で

表の平穏を守ることに必死で

味の受け入れ方が、わからないまま

また

日々を、過ごしてしまった。

 

幸せなはずなのに

幸せを、繋げてもらい

皆が繋いだ時に守られているのに

自然に笑うことが、今は許されているはずなのに

 

なんで、息をしづらいんだろう

なんで、息をすることが苦しいんだろう

 

形どられぬ圧迫が

形どられぬ悲しみが

形どられぬ幸せが

落ちたまま

落ちたまま

抱き寄せようと思えば

周りに置いてかれる。

 

そっか、周りに置いてかれる選択も

あっていいのかな。

 

自分の音、彩の受け入れ方が

わからないまま

終わるのは哀しいことだと

信じていたい。

 

ソーダが、ひとつひとつ違うのは

色彩だけじゃないはず

コップの形

ストローの長さ、色

炭酸を注いだ人の温かさ

しゅわしゅわも

ひとつひとつ音が泡の場所が

違うと思うから

 

ひとりひとり

聴こえ方が、違うことの

何がおかしいんだろう

 

心の彩が違うのだから

聴こえ方も

表現の仕方も

それぞれ

 

どうして文字だけで

攻めるんだろう

どうしたら

受け入れ

受け止めて

一緒に生きれるんだろう。

 

アンパンマンが飲むソーダ

ウルトラマンが飲むソーダ

ソーダのしゅわしゅわが

好きだという話