しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

オラよぉ

オラよぉ

 

あの娘に幸せになってもらいたい。

愛したい人だからな

だからさ、好きなんだ。

大好きなんだ

 

あの娘が親になると聞いて

驚いたさ

ぽつーんってなったんだけど

でもよ、

命を繋いだのかと

凄いなと思ったさぁ

 

オラには出来ねぇべ

母親になんてなれねぇべ

当たり前だわなぁ

 

すごいなぁて思ったさ

だって命を産み 命を育む

それは、ずっと生きる覚悟を

したっちゅうことだろう

子を守るには

生きなきゃいけんだろう

 

凄いなと思うた

勇気もらっちまった

神様よぉ何度も言ったが

絶対、幸せを繋いでくれな

あの娘に。

護ってくれな

悲しい事は、起こらんでもいいだろう

当分、いいだろう

あの娘は、ずっとずっと

知っていきてきたんだ。

そして生きているんだ

 

神様、別にオラに幸せなくてもいいさ

オラを、いい人に作り変えるなよ

いい人なんてくそけらえだ。

いや、いい人と心のええ人は

なんかオラ違う気がする

まっ、オラどちらでもねぇし

それにオラは幸せまみれだから。

 

 

神様よぉ

あんさんから返事ねぇから

届いたのか届いてねぇかわからんぞ

返事待たん方がええか?