しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

107A

声の出し方を、もう少し早く

君は手にしていたならば

君の周りの環境が、そうであったなら

紫陽花はもう少し長く咲いたかな

紫陽花はもう少し早く散ったかな

 

君はよく笑って

君はよくアホだなと言われ

君はよく自分の心より周りを護る

何も悩みがないようにみえる

 

最高じゃないか

凄いじゃないか

だけど

 

君は自分を嫌いになるなよ

絶対に

嫌いになりそうなら

そんな自分を破壊したらいい

 

周りの人の声なんて聞かなくていい

皆の声なんて

所詮、誰かの声だろう

自分の心の声じゃないでしょう。

 

自分を、嫌いにならないでほしい

好きになるために生きてほしい

自分をちゃんと丁寧に護れる人は

優しい人だ。

 

君の未来は、焦らなくても

未来としていつかやってくるんじゃない?

 

誰かの未来の礎に

本当は君は今立っている。

そう思えたら

少しは肩の力を抜けないかい?

 

君の未来に

風船を今届けよう。

届かなくても

どこかに引っかかっるかもしれない

時間差で届けられるかもしれない

だから

だから

だから僕は

生きて歩く   

 

優しい人になりたい。