しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

そんな日がありました

奈良に行く

おとうとと行った。

電車乗り換え近鉄乗って

 

弟は言いました

「景色変わったな」と

大阪から奈良にかけてと

 

近鉄奈良から歩いてとほとほ

お空は、広く見えました。

商店街を通り抜け

興福寺

おとんとここ来たことある気する

弟は思い出します。

「あっ、ちがうわ 東福寺や」

ちがうんかい。

 

鹿🦌に会いました

しかせんべいは、弟に却下されました

鹿の糞を踏んだら今日は困るそう。

 

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ならのまちに昨日

私たちは行きました。

帰りは映画見て

 

 

それでまた電車に乗って

帰りました。

そんな日がありました

いつの日か

ありました。

 

おじい の 包帯巻き

なん年前じゃろか

15年くらいまえか

 

お爺は、包帯をまいてくれていた

わたしは、皮膚がよく荒れてたので

包帯が必要だったんですわ。

 

お爺は、包帯巻きに関して

それはそれは達人

皆、驚くほど速くて綺麗

まるで芸術なんですわ

 

意外と包帯を巻くのは

難しく

腕に巻いてもらうときは

誰かの力が必要でして

ひとりぼっちでは

時間がかかるのですね。

 

話を戻しましょう

お爺は、病院で働いていたわけでもない

包帯をつけている生活も見たことはない

 

なんでかなと思うた人がいまして

だれか忘れたけれど

お爺に聞いたんですわ。

 

「なんでそんな巻くの慣れてんの?」

 

お爺は、応えなかった記憶があやふや

おばあちゃんが代わりに教えてくれたかも

 

まっ、誰かが教えてくれたのです

一言ひとことだけ

 

その経験から包帯巻きが慣れてたのです

わたしは、おじいちゃんから巻いてもらった包帯が忘れられないんですわ。

 

せんそう

そう教えてもらいました。

しらないみらい

未来をいきる人

貴方にきいてみたいことがある。

 

生きていて

何か一つでも幸せなことはありますか

貴方の感情はいきていますか。

 

いま、あなたから見て

わたしのいる今は幾日前でしょうか。

あなたが学んでいる教科書に

わたしのいる今はどのように書かれていますでしょうか。

そこにいくつ事実が書かれているのでしょうか。

 

             亡くなったあなた達が

もう一度いきたいと思える未来になっているのでしょうか。

そういう言い方はよくないですね。

もし生きれるのなら周りのわたしは、

やさしさを持っていきれているでしょうか。

 

一つ不安なことがあります

そうでないことを、願っていても

恐らく届かないでしょう。

 

心の病が未来で増えていなければ 

よいのですが

 

きっと、増えてしまうのではないでしょうか。このままでは

 

わたしもエゴの塊です

文化が抱く優しさにヒビが入っています

みんな、自分ごと

みんな、自分

わたしも、自分

 

 

あぁ、やさしさを抱いて

いきたいです。

おちょうと

 

今度、おとうとと近鉄に乗るつもり

最初でさいごかもしれないな。

うん、そんな気がします

 

こんなんね、はじめてね。

笑っちゃってんね

何年か前の自分たちが

ありえねーって

冷ややかに見てるよ。

 

まぁ、いこう

いまは、本当に思う

幸せになってほしいのです。

ならまち付いてきてくれ。

優しいおとうとよ

いや、はずい

おちょうと

 

こんくらいでよかろう。

未来だ、いまは、みらい。

せいぎ も ぎせい

正義ってことばがあるよ。

せいぎって読むらしい

犠牲ってことばがあるよ。

ぎせいって読むらしい

 

正義は正しいこと

そんな感覚で教えてもらった

どっかで形のない何かに

幼き頃、学校という場に

行かせてもらった。

 

せいぎ  ぎせい

ふと平仮名にすると同じ文字

 

幼き頃、正義に守られていたんだろう

幼き頃、正義に心は壊されるなど

思うてなかった

正しいってなんだろうか

心を壊してまで

ついていかんといけんものか

 

正義の強すぎる事や人は

心の犠牲を生みだして

得られる称賛があったことを

いつか知るんだろうか

 

信じた正義に壊されると

自分すら裏切り

心すら乖離していってしまう

 

正しい正義は

生きづらいこともあるんだな

 

あのこ

笑い方がわからずに

でも笑わなければと

必死に笑うことをがんばっていたあの人

 

皆が笑う時

笑い方を失ったあの人は笑うてた

いや

口元の筋肉を必死に動かしていた。

 

泣けなければ笑えない

笑えなければ泣けない

嘘でも笑わなければ

笑わなければ

自分が見透かされそう

 

見透かされたなら

一かけらでも自分から

こぼれ落ちてしまうたなら

崩れてボロボロになるだろう。

 

そんな気がしていたのかな

あの人は

必死に必死に笑おうとしていました

なによりもなによりも

努力していました。

 

あの人は、笑いたかったというより

あの人は、ふつうになりたかった

あの人は、失ってしまった感情が

もう戻らないと

言っているように

僕等のまえで笑おうと

がんばっていました。