しらんがな

なんでもない人。読んだ後は心で叫びまひょう。「あんたのことなんか知らんがな!」

唄うたってるお兄さん

 

 

駅の路地

ミスドの前でお兄さんがギターと共に

唄を歌っている

 

誰も立ち止まらないけれど

お兄さんの歌声は、路地に

小さな街に響いてく。

 

あれっ?なんだっけ

この唄聴いたことある。

 

リンダリンダ

ブルーハーツ

お兄さんが、懸命に唄ってる歌に

ふと過去の記憶が、蘇る。

この唄好きだなと思ったり

この唄こういう聴こえ方あるのかと

思ったり

 

 

お兄さんの唄に、記憶が

今は公の場で歌われぬ唄が

ふと蘇る

小さな街の

細い路地裏で

響いていく。

 

ギターを抱きしめ歌っている

お兄さんが、この街にいて

ブルーハーツ

聴きたい

ブルーハーツ

ってなってるいま。